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上司と部下の関係|後編

工場転勤から帰任し、人事部の給与厚生グループを任されましたが、メンバーは新人未経験者ばかり、約2,000名従業員の給与厚生ですから、さすがに上司に談判し他グループから中堅30代男性を異動してもらうことにしました。
彼(H君)との相性が良かったので、危機的な状況を約1年で乗り切ることができました。その数値化しにくい相性を敢えて説明すると、H君に権限を思い切って委譲し仕事を任せました。
自分が過剰管理は嫌いでしたから自然の成り行きでしたが、権限委譲は勇気が入ります。もちろん失敗した責任は自分がとるのが組織ですから、失敗をおそれて管理過剰や自らやってしまう管理職も多いようです。
H君もそのスタイルに水を得た魚のように一生懸命勉強し、夜遅くまで頑張ってくれました。ある時、飲みながら「どうしてそんなに頑張れるの?」と質問したところ「自分は社員のHではなく、H商店(個人事業主)として給料をもらいたいから」との答えでした。
生意気でしたが、やることはやる部下だったので価値観は共有できていました。部下と上司が「本音」に近い状態で接していれば、互いにストレスも少なく上手くいった経験談です。
「あの人は何を考えているかわからない」と部下を恐れさせるクールな管理職もいらっしゃいますが、自己開示してみるものマネジメントのひとつではないでしょうか?

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